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わにわにのおふろ [本]

わにわにのおふろ (幼児絵本シリーズ)

わにわにのおふろ (幼児絵本シリーズ)

  • 作者: 小風 さち
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2004/10/15
  • メディア: 単行本

 

 

 

Baby Marc が読んで!と言うので読んでみました 「わにわにのおふろ」。

ワニがお風呂に入る? なんだかおかしいような、怖いようなで笑ってしまいます。

久しぶりに サクとサクお嫁ちゃんも来ていて みんなで 読書ターイム。

 

この絵本、ワニの顔も怖いし、お風呂に入る時、ジョロリ、ジョロリとはっていく

さまが怖い。 結構な衝撃。 なぜ幼児用絵本にこんな怖い顔なのか? 

無事にお風呂に入ったワニ。 湯船には ロボットや あひるちゃんやらが

浮かんでいます。

Peewee: 「Marc、Marcは お風呂に何浮かべてるの?」と聞くと

 

 

 

 

 

 

「おばさん」

 

 

 

 

 

ひぇぇぇーーー ワニの顔より怖い回答。

Peewee: 「お、おばさんを浮かべてるの?」

Baby Marc: 「そう、おばさん」

と、不敵な笑みを浮かべて答えるのです。

想像すると ものすごく怖いですね(笑)

彼はからかっているんですねー私達を。 非常に頭が良く、1歳で寿限無を

言えて、2歳でひらがなを読み、それも文章も読めます。

新聞広げて 字を拾い読みしてます。 こんななので言う事も

かなり応用力ありで、なかなか やるね!って感じの子なんです。

最近は、保育園で夕方になると 大きな子達と同じ部屋で

過ごすのらしいですが、なんだかそこで 「おばさん」という言葉が

ブームらしい。 なぜにブームなのかさっぱりわからないけど(笑)

 

お風呂におばさんが浮いているのを想像して怖くなった Peewee でした。 しかし、

単調な日々に 強烈スパイスな Baby Marc の発言は非常におもしろかったです!

ちなみにこのワニシリーズ、色々出ています。 どれも怖い!

わにわにのごちそう (幼児絵本シリーズ)

わにわにのごちそう (幼児絵本シリーズ)

  • 作者: 小風 さち
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2007/02/15
  • メディア: 大型本

 

 

 

わにわにのおおけが (幼児絵本シリーズ)

わにわにのおおけが (幼児絵本シリーズ)

  • 作者: 小風さち
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: 単行本


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古本色々 [本]

 今回の捨て捨て大作戦での本の一部です。

 

石坂洋次郎 「何処へ」 S46年(初版S29年) 新潮社

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 目次がちょっと変わったスタイル

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またまた  石坂洋次郎 「何処へ」 S39年(初版S29年) 新潮社

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目次は、上とほぼ同じ

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そしてまたまたまた  石坂洋次郎 「何処へ」 S48年(初版S41年) 

今度は角川書店

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目次は少し変わって

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発行者が 角川源義さんの時代です。

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そしてこちらは フランク・リール 「山下裁判」 初版S27年 日本教文社

定価190円

20110134.jpg

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検印が英語 翻訳された 下島連(むらじ)さんの M.S

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そしてこれは、

石坂洋次郎 「山のかなたに」 初版S29年

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古本で購入したようです。 男性が女性にプレゼントしたのでしょう。

いいですね!

「ああ うれしい ガンバレ おれがいるぜ 」

残念ながら売られちゃったんですね。

それぞれの本、Amazonのマーケットプレイスなどで見るとまずまずいい値段で出品されて

いますね。 売る事もできたのかな~とも思いますが、かなり劣化しているし

例え車でも 重い本を何冊も持って神保町まで出かける事は無理なのですっぱりと捨てました。

しかし、石坂洋次郎の 「何処へ」。 3冊もあります。 この時代だから

私のように酔っ払ってネットでまた注文しちゃった!ではないので

父がよっぽど好きだったのか、出かける先々で手持ち無沙汰でまた

買っちゃったのかわかりませんが 他にもいくつか2,3冊づつある本が

ありました。 人の本を見て色々考えるのはちょっと楽しいです。


タグ:痕跡本
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こち亀 10年後 [本]

わたくし、あまり漫画は読まない方ですが こち亀と手塚治虫本は読んできました。
すごくファンというわけでもないのですが 関心する事が多かったので気が付いたら
いっぱい読んでいたな~という感じです。

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久しぶりにこち亀を読んだら 両さんが文学を憶えなければならなく、必死にドフトエスキーなどを
読むのですがもう難しくて頭に入らないのです。 その時に まんがでわかる文学があればいいのに
というような事をいいます。 
漫画本発効日を見ると約10年前。 今では まんがでわかる文学がたくさんリリースされてますよね。 
すごいぞ!と、一人夜中に大興奮。

そして他のお話では、遊びで 「リリアン」が出てきました。懐かしい!すっ~~かり忘れていました。
しかし、あの当時も思ったと思うのですがあれはどのように遊べるものなのでしょうか?
みんなやたらと細長く編みまくりしていただけだったような気がします。

そして出てきた言葉、「ビールス」。 
おおお!!そう言えばそんな言い方してました!
今は 「ウイルス」といいますよね。 でも昔は 「ビールス」。 いつから変わったのでしょうか。
そしてアメリカへ行くと 「バイラス」と発音。 このバイラスとの読みが頭に入ったせいか
ビールスはいつの間にかはじき出されていました。
ビールス、なんか弱そうな感じの響きです。

こち亀は120巻台までは持っているのですがそれ以上はストップ。 
久しぶりに読んだらまた集めようかななんて気になってきました。 
こち亀は時代時代の話題と懐かしい時代を描いていて、いつ読んでも楽しいです。
こち亀で今はなく、あればいいのになと言っていたものが また10年後には普通に出回るような
事があるのかもしれません。 やっぱり買い続けよう!


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「東京バンドワゴン」 [本]

バンド名ではありません。 小説です。 特に音楽に関係があるわけでも
ありません。 実は 店の名前なのです。

下町の古本屋の大家族の話。 超江戸っ子のおおじいちゃんや、
60歳だけどの~んびり、ふわふわの伝説のロッカーの息子、その子達、孫、
古本屋の隣で小さなカフェを営むお嫁さんたちと、ほのぼのかなと思いきや、
少しミステリーな小説です。

色んな人がこの小説のドラマ化を望んでいるようです。 渡る世間のように
ロングランできそうな気がするので私もドラマ化しないかなと望んでいます。

やっぱり年寄りがいる家はおもしろいなぁとじいちゃんが懐かしくなりました。
年寄りは理不尽な事を言い出す所がおもしろく、私はじいちゃんとの会話が
楽しかったです。 これが親子になると 「こいつ~~~」となるのでしょうが、
やっぱり祖父母と孫という立場だと怒りもなく、もうまた変なこと言い出す~と、
笑えました。 怒っていたじいちゃんも私が 「何言っちゃってんの」とゲラゲラ
笑い出すと、そのうち本人もへへっとはずかしそうに笑い出し、怒りや、理不尽な
事もそこで終わってしまいました。
懐かしい風景、ご近所、少しハラハラしながら楽しめました。
是非ドラマ化して欲しいなと思う本です。


東京バンドワゴン

東京バンドワゴン

  • 作者: 小路 幸也
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本



シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン

シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン

  • 作者: 小路 幸也
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本



スタンド・バイ・ミー

スタンド・バイ・ミー

  • 作者: 小路 幸也
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 単行本




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海も暮れきる 吉村昭 [本]


海も暮れきる (講談社文庫)

海も暮れきる (講談社文庫)

  • 作者: 吉村 昭
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1985/09
  • メディア: 文庫




暗い、とても暗い。
俳人、尾崎放哉(おざき ほうさい)の生涯を描いた 「海も暮れきる」。
(尾崎放哉 1885年~1926年)

俳句はまったくわからずでしたが、これを通して色んな形がある事を知りました。
「五七五」や「五七五七七」 以外に「自由律俳句」というものがあり
季語や形にこだわらず、口調も現代風。
何より ほうさい の俳句を見て ん~~~~?? こんなでいいの?と
思ってしまいました。
しかし、非常にわかりやすく、ちょっと興味深く感じました。

「足のうら洗へば白くなる」
「蛍光らない堅くなっている」 (死んだほたるを見て)
「肉がやせて来る太い骨である」 (自分や病気でやせ細ってくる様を表現)

この おざきほうさい、とんでもない男でありました。
東大を出て、一流会社に就職し、エリートと呼ばれる人生でしたが、
酒癖が悪く、人を罵倒しまくりすべてをぱぁにしてしまいます。
無職になり、お寺で寺男などをしますが、身体が弱いのと やる気のなさで
流れ流れ、最後は小豆島へ流れ、寺の分院を任されますが、やってくるお遍路さんから
の収入は一時的にしか入らず。 副収入を得ようにも、身体がどんどん悪くなり、
周りの人間に 卑屈な手紙を書き、金や物の無心をしまくります。
少しでも嫌な顔をしょうものなら 逆切れをする。 しかし優しさに触れると めそめそと
ハラハラと涙を流し、感謝する。 そして人の親切にこれでもかと乗っていきます。
最後衰弱していく様は壮絶さを語っています。

「この男、本当にむかつく!!」と怒りながら友人のマイキーが貸してくれた本でしたが、
文中に出てくる句が読みやすかったので 他の俳句も読んでみたいと思った1冊でした。
しかし、暗い。

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沖縄文学選 [本]

沖縄文学選―日本文学のエッジからの問い

沖縄文学選―日本文学のエッジからの問い

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 勉誠出版
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本


金曜日は沖縄慰霊の日でした。
その日にちょうど沖縄本が届きました。
琉歌・詩・小説・戯曲、 アメリカ統治下の沖縄文学、
復帰後の沖縄文学が書かれています。
映画にもなった 豚の報いなどもありました。
本からまた色んな探検・探求が始まりそうです。


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大掃除 はっけ~ん3 [本]

大掃除で見つかった懐かしい雑誌達

平凡の付録でついてきた平凡ソングブック。


宝島。これはまだサイズ小さかったバージョンとこのサイズと
残っていました。 特集は音楽でなくて ”お笑い第3世代”
ダウンタウンが載っていました。 そして見づらいですが、石ちゃんが
ほんじゃまかでなく ピンで載っています。


オリーブ。 若乃花、お兄ちゃんの奥さんも載っていました。

発見はまだまだ続きます。


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風車祭 カジマヤー [本]

風車祭(カジマヤー)

風車祭(カジマヤー)

  • 作者: 池上 永一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 文庫

女はウエディングドレスに憧れるがそんなものは糞である。 20歳のみそらで
人生最大のお祝いをしょうなんて、志が低いと言うものだ。人生とは最後の
最後にピークを持ってこなければ何の意味も無い。。。。
カジマヤーの祝いが最後だとは微塵も思ってはいない。
これから人生の一番面白いことが始まるのだ。今日はその前祝いにすぎない。

と、言ってのける 97歳の風車祭(カジマヤー)の祝いを迎えたおばぁ。
石垣島での伝説と伝統とマブイ(魂)と生命力と妖しさとお笑いと
根性悪のおばぁと島人達の話。 なが~くて最初テンポがつかめず
進みが遅かったのですが途中からまるで本当にそこにいて見ているような
雰囲気になり読む速度はどんどん加速して行きました。

人生とは最後の最後にピークを持ってこなければ何の意味も無い

ワハハハ!そうですよね、だから今がもし停滞してても ”だからよ~”
”なんくるないさぁ~”で毎日頑張ります。


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ベトナムの王子は日本で孤独に息絶えた [本]

ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー

ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー

  • 作者: 森 達也
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2003/08/01
  • メディア: 単行本

多分この事を知っている人はそう多くはないのではと思います。
1951年 東京都杉並区の粗末な貸家に住んでいたベトナムの王子
クォン・デ は70歳で永眠した。

フランスから独立するために 王子は革命家達と援助を求めるために
日本をめざす。
ほぼ全体のアジアが欧米の植民地にされていた頃 欧米を跳ね除け
独立国家であった日本は憧れの国だったらしい。
25歳で日本へ亡命し、犬養毅、大隈重信などと交流を深める。
独立を夢見て祖国に帰りたい... 待って待って裏切られ、運に見放され、
利用され、最後まで帰ることができませんでした。

彼についての資料はほとんど残っていないそうです。ベトナムでも彼の名前は
タブーで 知っている人も少ないそうです。 彼は結局 国に戻ってこない
裏切り者になってしまったようです。
お骨は息子さんが引き取りに来たそうですが 骨の一部は雑司が谷霊園の
敷地のどこかにひっそり埋めてあるそうです。

こんな事があったんですね。 ものすごい孤独だったろうと読み終えた後
苦しかったです。


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さざえ堂 篠田真由美さんの小説から [本]

桜闇―建築探偵桜井京介の事件簿

桜闇―建築探偵桜井京介の事件簿

  • 作者: 篠田 真由美
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1999/04
  • メディア: 新書

私は彼女の小説、建築探偵桜井京介の事件簿シリーズが好きです。
建築探偵...と言っても難しい事を述べているものではありません、誰々の事件簿、と
聞くと子供っぽく感じる方も多いそうなのですがそんなことはなく、あくまで普通の
推理小説です。
しかしその中にいつもほんのチラリと 歴史的な建築が関わったり、登場したりして
興味を持たせてくれます。

篠田真由美さんの本ではいつもそんな チラリ な建築物を知ることができる楽しみが
あります。その中でも 一番見てみたいと思ったのは 短編集”桜闇”の中の
”捩れた塔の冒険”の中の建物です。それは、

きゅうしょうそうじえんつうさんそうどう
旧正宗寺円通三匝堂
通称 さざえ堂
場所: 福島県 会津若松市

福島県文化財センター白河館のホームページにも載っています。
http://www.mahoron.fks.ed.jp/bunkazai/409.htm

すごいです! さざえのような巻貝の形をした六角塔の外観、そして世界唯一の
二重螺旋スロープ。
1796年に作られた建物だそうです。

旧正宗寺円通三匝堂 で、検索すると様々なサイトがあり建物の中が伺えます。
一度は訪ねてみたい建物です!


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ヒューマンボディー [本]


人体展に感動したと言うので、そんな友人にお勧めした本、
”ヒューマンボディー”。
多分、子供用なのですが、人体模型付き、細かい構造などを図と、模型で
勉強できるすぐれた本だなーと思いました。
あと、サメと、タランチュラと、T.Rexがありました。 英語ですが見ている
だけでワクワクしました。 あ、私は人体はあまり...だけどね。


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