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想いだす人々 隣人1 [USA]

体調のせいかあまり眠れないためこんな早朝に起きている。
カレンダーを見ると火曜日だ。 英語で書かれたカレンダーのせいか
思い出した人達がいた。 上に住んでいた住人だ。

私は 昔 シアトルのアパートに住んでいた。そこはダウンタウンで
ゲイの人達が多いと言われるストリートの1本裏だった。
時は毎週月曜の夜中、実質?火曜日。毎週 上の住人がパーティー
をしていた。 何人来ているのかわからない。とにかく音楽、足音、
笑い声が響き、3時過ぎまで続く。 勉強や睡眠の邪魔で
何回かバットで天井をつつくと ”ごめ~ん”と返って来る。 それでも
止まない。 少ししか開かない窓を開け うるさいよー!!と叫ぶ。
それも ”ごめ~ん”で返って来る。 どんな人だか知らないがあまり
やりすぎて何かされたら怖いので同じアパート内に住んでいる
マネージャーに電話する。 ”他の人からも苦情来てるからちょっと待ってて”
と言われる。しばらくすると少しだけ静かになる。 ある時は誰かが通報して
警察が来る。何回繰り返したか、マネージャーと会ったときにあの人
おかしいよと言うと次で警告3回目だからね、次やったら追い出すよと
いう事になり、しばらくして彼は追い出された。 いや、彼らだ。 
彼らはゲイカップルで火曜がお休みな軍団なのか、月曜の夜になると
た~~くさんの男の人がやってきて大騒ぎだった。

彼らが出て行く前に 1度だけ話したことがある。 アパート内はホテルのように
建物の中にドアがあり非常階段も中にある。部屋に友人を残し、ドアを半開き
にして、私が5階に住む友人の部屋へ非常階段を使って訪ね、戻ってくると
部屋の様子が変わっていて呆然とした。 なんで??と部屋の真ん中で
呆然としていると ”どうしたの?”と笑顔で男の人が奥から出てきた。
そこで気づいた。。。 ”ごめんなさい、下の部屋なんだけど間違えちゃい
ました。”と謝ると ”ああ、君が下の子なの? いいよ、いいよ!
Nice to meet you !”と言ってくれました。 とってもいい感じの人でした。
そう言えば 私が うるさいと汚い言葉で怒っても 絶対言い返さず
いつも”ごめ~ん”と言うだけの人でした。 うるさいのには困ったけど
感じのいい人だったなーとその後たまに懐かしく思った
月曜夜中の隣人でした。


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頑張れニューオーリンズ! [USA]

かなりショックです。
こんな時、健康だったらと強く思いました。

自称アメリカ南部研究者の私としてはこんなに歯がゆいことはありません。
自由に動き回れる体だったら 出来る事があれば手伝いに行きたいと
思う気持ちが毎日押し寄せ結構落ち込んでいます。

ニューオーリンズはルールさえ守っていればとてもステキに過ごせる街です。
水は昔から上がる事も多く、だからお墓なども棺おけが浮いてこないように
沖縄並みに大きなお墓です。

今回の被害で、フレンチクォーターの写真はまだ見た事がないけど、
Canal st. を見る限りどれくらいの被害なのかと心配な毎日です。

私はこの街にとても勇気づけられた。 早期の復活を願ってならない。
本当に足が悪いと何にもできないじゃん!と あらためて自分に怒り爆発です。
犯罪は確かに多いです。でもいい人もいい所もたくさんある。想像したアメリカの
イメージをぶっ飛ばしてくれるニューオーリンズ、絶対 みんな頑張って復興して
もらいたい。 観光でまた人が呼べるのが一番早いのだろうか?
私はそのために リハビリを怠らず頑張ろうと強く決意した。


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飲酒運転防止センサー [USA]

ドライバーの皮膚を検査して 飲酒量を判断し、酔っていると車が動かない
という皮膚センサーが 開発されたとの事です。

すばらしい!と思いましたが、価格はアメリカドルで600ドル、車メーカーが
取り入れようと考えてくれるか、また運転者が自らつけようと思うかは疑問との
事で、そうよね~とテンションが下がる。

開発した方は不動産代理店とデリを経営をしている方で、子供が昔、飲酒事故
をして脳に軽い損傷が残ってしまったため12年かけて開発したそうです。

飲酒は自分では大丈夫だと思っても、いつ人が飛び出してくるかわかりません。
飛び出されたら 簡単には止まれないですよね、轢いてしまって飲酒だったら
更に最悪です。 それが怖いから絶対飲んだら乗らなくなりました。 自分が
大丈夫でも何で巻き込まれるかもわからない、自分も100%ではない。
飲酒運転で誰かを傷つけ、それを一生背負う精神力を考えると私には
無理だ。 誰も傷つけたくないし、自分も一生後悔して生きたくない。
飲酒運転でいい事は何もない。


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4WAY STOP [USA]


去年はとても台風が多かったですよね。 たまに信号機が壊れちゃったりして、
すると み~んな我、先へで、交差点などではタイミングがつかめず、なかなか進めな
かったりしました。 そんな時、4WAY STOPがあればいいのにといつも思うのです。

アメリカの交通ルールには4WAY STOPと言って、信号のない交差点では一時停止
した人から順番に通行するというルールがありました。 これはとーーっても便利でした。
信号だとすごく待たなくてはならないけど、順番に通行すれば早いですから。 大通り
では、やはり信号が多いです。 

日本では信号が壊れたりするとめちゃめちゃになってしまいますよね。 全部とは
言いませんが、少しこのシステムが使われれば 空いている所で無駄に待たなくても
よいし、お互いが先に通行してよいのかと迷って衝突しそうになったりなどは減るのでは
ないかななんて思っています。 あ、もちろん 人が一番優先ですが。 でないと今度は
人が渡れなくなっちゃいますもんね。 でも道が狭い、人、自転車が多いこの国では
やはり難しいのでしょうかねー。


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夜遅くまでやっているカフェって [USA]

夜遅くまでやっているカフェってなかなかないですよね。それも近所で。
最近はガソリンスタンドにドトールやPRONTなどが入っている所もあるので
24H開いていて便利ですが、純粋にカフェだけってないなー。

海外に住んでいた頃行きつけのカフェがあった。 その名も
”Last Exit On Brooklyn" ブルックリンストリートの最後にあったからこの名前
だったと思う。(NY州ではないです)
ここはすごくおもしろかった。 基本的にはスターバックスのように並んで注文。
お茶、紅茶などを頼む場合は席について店員さんに注文する。ここでお茶系を
頼むとあの定番の金色のやかんのチビ版で持ってきてくれる。そして何故かやかん
はどれもボコボコだ。そうとう殴ったとしか思えない。

客層はあのボブサップが出た大学のすぐ近くなので学生が多い。が、老人もいるし、
どーみてもホームレス風な人もいた。 そこにはチェスや囲碁、トランプなどがあり
知らない人同士対戦したりする。 相席も多い。一人で来る人も多い。勉強してる人、
読書してる人、様々だった。 世代を超えて色んな人と話をする事ができた。学生だから
って馬鹿騒ぎしてる人も少ない。大勢で来て騒ぐ人は寒くても外のテーブルでくつろぐ。
皆、暗黙にルールが成立していた。 ここ日本では世代が違うとたまたま隣り合った人と
交流をするという事が少なく思う。ここは本当に楽しかった。ホームレス風のおじちゃんは
突然ピアノのいすに座り弾きだし、すっごく巧かったりする。 どの世代にとってもくつろげた
空間だったと思う。なかなかそういうカフェが日本では見つからない。若者だけの場所にならず、
皆、人を思いやるルールを守り、こじゃれてるわけでもない そんなカフェがあればと常々思う。

このカフェでは色んな人の宿題を手伝ったり、手伝ってもらったりもした。そして会話を楽しんだ。
一人で行ってもすごく楽しい場所だった。 残念な事に発砲事件が起きて場所が移転して
しまってからは部屋が二つに分かれてしまい、前のようないい雰囲気がなくなってしまった。
日本でもおじいさん、おばあさん達も一人で来て、若者達とも気軽に話ができるカフェが
あったらなと思う。


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