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代表に足りなかったもの [スポーツ]

ブラジル戦が終わり、日本のワールドカップも終わりました。
敗因の原因はたくさん見当たりますが 今回の一番の原因は
これだったのではと、思うものがありました。

今回の中心メンバーはゴールデン世代と言われたメンバーでした。
彼らがU-20の大会の時は準優勝でした。 決勝でスペインにボロ負け
しましたが それはあちらが巧すぎました。彼らが悪かったわけでも
なかったと思います。
彼らは 世間から天才と言われるような選手ばかりで、またNew世代で
根性うんぬんなどなくても勝てる強さ、技術を持っていたと思います。
しかし、月日がたち、ユースでなくなると今まで巧く行っていたものも
巧くいかなくなる事が増えてきました。 そうなるとそこを埋めるものは
やはり気持ちなのではと思いました。 昔の選手がみっともないほど
ガッツ、根性論をむきだしにしていて、それは今の時代軽視されて
いたようですが、今回足りなかったのは 最後 死ぬ気でやるという
気持ちだったのではないでしょうか。 彼らは ガッツなんか出さなくても
技術があったため、今までどうにか出来てきたように思います。 
でもここにきて、それが出せなかったため、より負けを引き出したような
気がします。 ブラジルに勝てないのはわかっていても、 もう最後の
試合なのです、ファールをしてもいいぐらい、ばててもいいぐらい、枠いくなくても
いいから 走り、奪い、シュートすべきだったのではないのではなかろうかと
思いました。
それがこの天才ゴールデン世代に足りなかったものではなかろうかと
思いました。 98年大会での中山とロペスはどんなボールでもあきらめない
で追い続けました。ものすごい執念が伝わってきました。それがゴールに
結びついたと思います。 選手には選手の想いがあり、また長い経験から
、戦略等にもより、つっこんだプレーが出来ない事もあるでしょう、
決して気持ちが全くないとは言いませんが、やっぱり最後足らなかったのは
気持ちなのではと思います。 巻、玉田が良かったのは 自分が決める!
こぼれたボールもあきらめない!と言う姿勢、気持ちだったのでは
ないでしょうか? 玉田は他の選手がゴールを決めるのは嫌なのです。彼は
常に自分が!自分が!なのです。チームが勝つのは嬉しいが自分が
決めないと彼にとって心では全く喜べない。 彼は前々から それをむきだしに
語っていました。 インタビューで自分のゴールの話になると 負けたのに
彼は少しにやけてしまいました。 不謹慎かもしれないが、彼はそれほど
自分がゴールを決める事に気持ちがあるように見えます。巻はとにかく
決めたい、あきらめない と、言うひたむきな執念がいつも静かにメラメラに
燃えているように見える動きです。こぼれ球もあきらめません。
ヒデはWCへの気持ちが他の人より より強かったと思います。 
だから立てなかったのではないでしょうか。
誰が悪いとか選手の批判をするつもりはありません。 選手それぞれの器量で
苦労もあり、大会への思いがあったと思います。 本当にお疲れ様でしたと
伝えたいです。 98年、WCへの切符を手にしたイラン戦のような全力、
ガッツ、それがチーム全体の1つの気持ちとして足りなかった。 
それが、今回負けた一番の要因ではないかと思わずにはいられません。


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